2007-01-01から1年間の記事一覧

魚釣り

連休に佐伯の海で魚釣りをした。いつも行く米水津の防波堤だ。 行く途中、松浦に行く分かれ道がある。松浦は鳥羽一郎が歌っている「兄弟船」の地元だ。今まで松浦には行ったことがなかったので、行ってみようということになって、道をちょっと外れた。すぐト…

ブーケ

10月に結婚した娘の親友のもッちゃんが、友人代表で挨拶した娘に特別にブーケをプレゼントしてくださった。 薔薇の花を中心に白で統一された素敵なブーケだ。「次はゆみちゃん」というもッちゃんの気持も込められているのかもしれない。 そのブーケを娘は「…

婦人会の運動会で。

連合婦人会の運動会に参加して、日頃動かさない筋肉を動かした。誰でもできるような団体競技ではあるが、やはり負けたくはない。 ついつい知らないうちに力が入り、夢中になってしまう。 1等賞になれば賞品が出る、と聞けば目の色も変わる。 そういうことが…

藍島紀行

校区の広報紙作成のために藍島の取材紀行を行なった。10時30分発の藍島・小倉航路の船に乗り込み、馬島経由で35分、藍の島に到着。毎日この便で郵便を島に持ち帰って配達している島の「名物郵便配達人」の濱崎さんも一緒だった。 待合室の前で、袋をガ…

前田智徳選手

広島カープの前田智徳選手が2000本安打を達成して、4歳くらいと、2歳くらいの2人の息子さんがグランドでお父さんである前田選手に花束を渡すシ−ンがありました。 その時、前田選手が子供さんと会話をしていたのですが、夜のスポーツニュースでキャス…

成迫健児

えっ、成迫?もしかして佐伯の人?同級生にも成迫〇〇子さんという人がいたし、同じ大学に行った先輩にも成迫さんという人がいた。 さっそくネットで調べてみたら、やっぱり佐伯の人だった。すごい!世界陸上で注目のハードル王子。しかも佐伯鶴城高校の後輩…

国木田独歩館

寿司屋を出て、電車に乗る時間まで1時間くらいあるので、国木田独歩記念館に行くことにした。白壁の続く武家屋敷通りにある。 国木田独歩が、明治26年から27年にかけて鶴谷学館の教師をしていたときに下宿した坂本邸を改造し、平成15年4月にオープンした資…

佐伯の寿司

佐伯は何年か前から、『世界一佐伯寿司』 『北の小樽・南の佐伯』というキャッチフレーズで、寿司で地域振興を図っている。観光バスで「佐伯の寿司を食べに行こう」というグルメ企画もあるようだ。実家の近くのスーパーマーケットの魚も佐伯湾で取れたものが…

佐伯の花火

久しぶりに息子の車で、佐伯に行った。佐伯の花火が見たいという娘も一緒だった。佐伯の花火は番匠川の大橋付近で催される。家の前の県道は夕方5時ごろから渋滞で、郡部(合併して今は佐伯市になった)の方にこんなに人が住んでいるのかしらと不思議に思うく…

瀬長亀次郎

昨夜、8月1日(水)22:00〜22:45 NHK総合で 『その時歴史が動いた「忘れられた島の闘い 沖縄・返還への軌跡 瀬長亀次郎」』が放送されていた。「瀬長亀次郎」さんは私が子供の頃に、母によく聞かされた名前だったので、懐かしい思いでテレビを視聴した。 政…

グアム旅行4 

次の日は快晴。空も海もまさにグアムの青。写真の撮影日に合わせたように晴れてくれた。なんて運がいいのだろう。 ウエディングのお世話をしてくれるお店で聞いた話によると、今日こっちで結婚式を挙げるために昨日東京を発った人たちは、グアムの上空までき…

グアム旅行3

椰子の木の下の備え付けのベンチに座って、昨夜の台風でふき落とされたらしい拳大の椰子の実にボールペンでローマ字の名前を書き入れた。 小さい実なので緑の表面をしているが、ペンで線を引くとすぐに中の茶色が表れる。茶色の部分は棕櫚のような繊維になっ…

グアム旅行2

ウエスティンホテルの7階、海の見えるいいホテルだった。ベッドがそれぞれダブルベッド並みに大きく、枕が大中小5個も並べられていて、まさに王さまベッド。「すごい!」と思ったがまずは横になりたい。ふかふかのベッドに倒れこんだ。 夕食までゆっくりし…

グアム旅行

重病の体験をしながら、一番心配だったのは、4日後に控えたグアム旅行に行けるかどうかということだった。 グアム旅行の一番の目的は長男夫婦の結婚写真を撮りたいということだった。「ウエディングドレスの写真は海外に行って撮る」と言っていたのに、仕事…

青天の霹靂

糖尿病を患う義姉がこのごろとみに弱ってきて、意識不明で倒れ病院に運ばれることが二度続いた。その都度脳波や心電図の検査をするが、確かな原因もつかめないまま、いくらか回復して、今回も3週間で退院することができた。この間、姉の見舞いに週に2・3回は…

万年筆

誕生日のお祝いに長男夫婦から万年筆をもらった。万年筆を使うのは何十年ぶりだろうか。こんなに使いやすかったかしらとちょっと感動した。作家や著名人が万年筆自慢をしている記事を時々読むことがあるが、本当に使いやすい万年筆を持つことは、書くことが…

いい時間

早いものであれからもう19年が経ちました。5月の藤の花の季節になると思い出します。 肝硬変で入退院を繰り返していた夫がその時は家にいて、吉祥寺の藤の花を見に行こうと言うことになりました。前もって計画を立てるということはせず、体調がよい時を見計…

短歌3作品評

U先生からの添削が届く。(原)山一面 さ緑みどり織りなしてユッサユサユサ椎の木笑う (添)山ひとつ さ緑みどり織りなしてユッサユサユサ椎の木笑う(原)ふるさとの言葉荒くも心地よし帰省の我もその中にいる (添)ふるさとの言葉荒きが心地よく帰省の…

畑三昧

2週間前に帰省した時は、白い花がいっぱいだったえんどう豆が全部豆になっていた。 母がもうだいぶ収穫して冷凍しているが、それでもまだびっしりぶら下がっている。 帰省の4日間、ずっと豆ご飯だったが全然飽きることなく、お代わりまでしてしまう。たま…

ダウン

2月3月4月・・・あーいろいろあった。いろいろあるごとに頭ばかりが冴え渡り(気がたって)身体の疲れに気が付かなかった。前は、忙しいと目が回っていた。その時は身体の方が元気でよく動き、それに頭が付いていかず目が回ったのだった。目が回るほど忙しい…

作品評

Uさんに次にお会いするまでが待ちきれなくて、郵便で作品を送ったところさっそく評をして返していただいた。 的確な評で自分の未熟さをつくづくと実感した。これからはU先生とお呼びしなくては。 評の文章も載せたいところだが、U先生の著作権侵害になっ…

短歌Ⅱ6263

花吹雪目で追う先を見上げればいちょうの梢密かに芽吹く旅終えてバスを降りくる人々は一様に皆にこやかな顔貝の目を拾いし川も水草に埋もれて澱むふるさとの春芹摘みし田んぼも今はアスファルトコスモタウンと名を変えにけりふるさとはコスモタウンと名を変…

博士の愛した数式    小川洋子

1ページ目を読んだときから「ああ、映画の雰囲気と同じだ」と安心した。 映画を観たのはもう、何年前だったかしら。映画の中で詩のように語られる数式を、是非文字で確認したいと思った。そのために本を読まなくっちゃと思っていたのにいつの間にか忘れてい…

短歌

ある会で一緒になるUさんが、休み時間に短歌の雑誌を見せてくださった。ご自分の短歌はもちろん、他の人の評まで書かれている。 Uさんとは4年ほど前からの知り合いだが、短歌の先生だとは知らなかった。 Uさんの作品は風景や情景が目に浮かび、温かみのあ…

看板娘

店主が無愛想な分、“月夜”がお客さんに愛想を振る。本を探しているお客さんの両足の間を8の字にぐるぐるまわって、「本買って、本買って」と甘える。「すみませんねえ。えらく甘えちゃって。猫、大丈夫ですか」と恐縮するが、たいていのお客様は「大丈夫で…

壬生義士伝

本を読んで泣いたのは、久しぶりだ。浅田次郎の壬生義士伝。先日テレビでの映画放映を見て、思いがけず感動したので、佐伯の本屋で上下二巻を買って読んだ。映画では、中井貴一演ずる、みすぼらしく、お金に執着する、新撰組で元南部藩士だった吉村貫一郎と…

カラオケ

長男夫婦が、久しぶりにまとめて休暇がとれるというので、「じゃあ、佐伯に行こうよ」ということになった。もう10年も前になるかな。佐伯のカラオケに母を伴っていったことがあった。その時のことを思い出して、このごろ、しきりに「健ちゃんの歌がもう一度…

春めく

月に3度ほどの帰省で見る日豊線沿いの野山は季節の移り変わりを見事に私に教えてくれる。今は水仙の花が線路沿いに咲き誇っている。白く、優しく、凛とした花が、さぞやいい香りを放っているのだろうと、見ているだけで、さわやかな気持ちになる。今年は暖冬…

逢わばや見ばや 出久根達郎

出久根さんが、集団就職で上京して古本屋に就職した15歳から17歳までの修行時代の話である。出久根さんとは、4歳違いの私は同じ時代を生きていたんだなあと共感する。私の同級生も、中学校を卒業すると、集団就職で大阪に行った。九州からだとやはり関西方面…

吉良常

穴井太先生の俳句に「吉良常と名づけし鶏は孤独らし」というのがある。以前、穴井先生の「現在俳句文庫17穴井太句集」(ふらんす堂)の『鶏と鳩と夕焼と』抄を自分なりに鑑賞して、文章を作ったことがあった。俳句のはの字もわからないのにだいそれたことを…